高校入学後の注意事項

進学校に進んだ人のために、

高校入学後に注意すべき事柄を一部挙げてみました。

参考にしてみてください。

 

 

居場所・リズムを作る!

進学校に進んだ人はどうしても勉強のことに意識を向けがちですが、

入学直後は、勉強以外のことに目を向けたほうがいいと思います。

 

「学校での人間関係」「部活」「生活リズム」

 

などは、高校生活を送るうえで基礎となるものであり、

これらがしっかりしていないと、集中して勉強に取り組むことはできません。

進学校に進んだにも関わらず、成績不振になってしまう人は、

勉強以前に、これらの基礎を確立できていないことが原因の1つです。

 

進学校に進んでも成績上位をキープできている人は、

勉強だけが得意なのではなく、

勉強以外のことも卒なくこなせています。

決して、勉強だけできればいいわけではないことを知っておいてください。

 

 

睡眠をしっかりとる!

これは本当に勘違いをしている人が多いのですが、

進学校にいるからといって、

夜遅くまで勉強したり、徹夜する勢いで勉強することは大変な間違いです。

しっかり睡眠時間を取りましょう。最低でも7時間は必要だと思います。

 

睡眠不足の人は、記憶力と理解力が劇的に低下し、

同じことを2度3度やっても、その内容が頭に残りません。

授業中やテスト中の集中力は悲惨なものになります。

本人としては一生懸命勉強しているつもりなのかもしれませんが、

大変非効率であり、良い結果に結びつかないと思います。

 

サンプルとしては少ないかもしれませんが、私はこれまで、

「高岡高校50番」「砺波高校30番」「高岡南高校5番」

「福岡高校1番」「高岡第一高校特進1番」 

など、進学校成績上位者を20人ほど指導したことがあります。

その全員が、毎日(テスト前も含む)7時間30分~8時間の睡眠時間をとっています。

 

中学時代はしっかり睡眠をとっていた人が多いと思います。

その時のことを思い出し、高校でも睡眠時間を確保しましょう。

 

予習に時間をかけない!

睡眠をとることにも関連しますが、

予習に時間をかけないようにしましょう。

勉強机に座っている時間が長い人でも、

その大部分が予習のための時間になっている人が少なくありません。

予習はあくまで授業の内容を理解しやすくするためのものです。

テストで点数を取りたい人は、復習に時間をまわしましょう。

予習時間の目安は1日30分以内です。

 

これ以上時間をかけている人は、勉強のやり方が良くありません。

おそらく予習に時間をかけすぎている人は、

先生から言われたことをそのまま聞いて、

「英語本文を毎回全写しする」「古文の本文を毎回全写しする」

などのことを、実行しているはずです。

 

初めのころはそのようなやり方をしてもいいのですが、

そのうち復習に手が回らなくなり、

内容が定着しないまま、どんどん次の新しいことを勉強しなければならなくなります。

成績は伸びず、場合によっては成績がどんどん下がっていくと思います。

 

問題が生じた時、他者が言ったことをただ実行するのではなく、

一旦手を止めて、どうすればこの問題を改善できるのかを考えましょう。

 

自分で考えることをしないと、

高校の勉強(あるいは将来の大学の勉強)はうまくいきません。

どうやったら予習を手早く終わらせられるかを考えてみてください。

 

 

成績下位30%以内に入らない!

高校によって授業やテストの内容は異なります。

例えば、福岡高校であれば、富山大学に合格できる程度の学力

高岡高校であれば、旧帝大以上の大学に合格できる程度の学力

を身につけられるようなカリキュラムになっています。

どの高校でも、授業は成績上位30%以内の人向けのものになっているので、

在籍する高校の中で、上位30%以内の成績をキープすることを目指しましょう。

 

逆に言うと、成績下位30%以内に入ってはいけません。

これらの人は、学校の授業内容が分からなくなってしまうからです。

福岡高校、高岡南高校、砺波高校、高岡高校といった進学校に進んだ人でも、

成績下位30%以内の人は、基本的に国公立大学に合格できません。

 

進学校に進んだ成果をきちんと出すためにも、

成績下位30%以内に入らないようにしましょう。

 

 

成績下位10%以内に絶対に入らない!

成績下位30%以内に入ってはいけないのは上記の通りですが、

成績下位10%以内には絶対に入らないようにしましょう。

これらの人は授業が分からないことが積み重なり、

せっかく進学校に進んだにも関わらず、

高校時代には、中学時代とは比べ物にならないくらい学力が落ちます。

 

進学校にいなければ、

授業の内容は基礎が中心となり、そのスピードは緩やかです。

どこかの内容でつまづきがあっても、そのつまづきを取り戻す余裕があります。

しかし、進学校にいる人は、

授業は応用事項が多くなり、そのスピードは尋常ではないくらい早いです。

つまづきを取り戻す余裕を持てません。

そのため、進学校に在籍している下位10%の人は、

高校で学ぶべき基礎すら分からなくなります。

 

おそらく高岡高校に入った人であれば、

できれば東京大学、悪くとも金沢大学に行きたいと思っている人が多いと思います。

少なくとも、隣県にある星稜大学に行きたいと思っている人はいません。

場合によっては、星稜大学を見下すような態度をとる人すらいます。

しかし、高岡高校にいたとしても、

成績下位10%以内の人は、進研模試の偏差値は45以下です。

ベネッセが提示する星稜大学の偏差値(B判定ライン)は50~54なので、

これらの人は星稜大学にまず合格できません。

 

進学校にいる人でも、校内成績下位10%以内の人は、

ベネッセ偏差値45以下、つまり普通の高校生よりもかなり学力が低い状況にあることを

自覚しておかなければならないと思います。

(全国偏差値が45なら、模試を受験した全高校生の下位30%程度

 全国偏差値が40なら、模試を受験した全高校生の下位16%程度

 に位置することを意味します)

自分が行きたい大学はもちろん、

「滑り止め」と思っている大学にも合格できません。

そうならないようにするためにも、

成績下位10%以内に絶対に入らないようにしましょう。

 

 

1学期の内容を必ず理解しておく!

高校1年1学期の内容を必ず分かるようにしておきましょう。

入学直後から勉強が分からなくなる人がいるかもしれませんが、

現在勉強している内容は、高校の勉強の中で最も簡単かつ基礎となる内容です。

ここで音を上げているようでは、その後の卒業までの勉強は確実に分からなくなります。

 

中学時代には、1年1学期に

「正負の数」「文字式の計算」「be動詞と一般動詞」「代名詞」

といった内容を学んでいました。

中学時代に勉強が得意だった人なら、

これらの内容が分からなかったら、

その後の中学校の勉強がどうなってしまうかを

すぐに理解してもらえると思います。

高校1年1学期の内容を必ず分かるようにしておきましょう。

 

またいくつか科目がある中で、特に数Ⅰの勉強に注意してください。

なぜなら、数Ⅰの教科書の内容だけは

12月で終わるカリキュラムになっているからです。

(1月からは数Ⅱの勉強をします) 

数Ⅰは2学期までに全内容を学習しますから、

1学期終了時点で、もう半分の内容を勉強し終えています。

文理選択やその後の数学の勉強に大きな影響を与えるので、

特に数Ⅰは1学期の内容理解に努めてください。

 

 

<基本情報>

社名 :かわなみ教育研究所

業態 :家庭教師・個別塾 (1対2)

対象 :小・中・高校生

代表 :河南健介

住所 :高岡市福岡町矢部611

TEL :090-9445-8339

MAIL:kawanamilabo@gmail.com

 

 

 

<主な指導実績>

 

県内24校の中学校

県内15校の高校の

指導経験!

 

指導前(中1)251点

指導後(中3)416点!

 

指導前(中1)240点

指導後(中3)430点!

 

3姉妹全員が

高岡高校合格!

 

2021年度大学入試

国立4名 公立1名

特待生1名 全員合格!

 

大門高校

富山県立大学(看)合格!

 

高岡第一高校

部活動県代表選手&

文系番数9/54!

立命館大学(文)合格!

 

福岡高校

指導前(高1)

番数100/120

指導後(高3)

文系1番!

金沢大学(法)合格!

 

高岡第一高校

野球部ピッチャー&

番数1番!

高岡第一高校から

6年ぶりに慶應合格!

慶應義塾大学(法)合格!

 

 

これまで

男子:女子=1:1

の割合で指導しています

性別に関わらず

指導が可能です

 

 

<指導中の生徒の出身中学>

福岡中、五位中、南星中

石動中、出町中、福光中

  

<指導中の高校生>

高岡第一高校(進学)

石動高校、福岡高校

高岡南高校